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2008年4月 3日 (木)

【学力低下、学級崩壊、悩む先生… 真犯人はこいつだ】(109)

 ■担任発表が遅いと…

 間もなく新学期が始まる。

 教師は新しい学年の準備を始める。毎年、新しい事情が押し寄せる。

 小学校は英会話授業の準備をしなければならない。

 基礎学力を保障する方針を立てなければならない。

 教科書も部分的に改定されている。

 新しく担任する子供たちの歴史、実態を引き継がねばならない。

 1割近くいるといわれる発達障害の子の様子を知り配慮する準備しなければならない。

 熱心な教師はノート3冊ぐらいの準備をする。

 新年度が始まれば目の回るような忙しさになり、準備の時間が取れない。

 そのため、東京都では新年度担任の発表は、卒業式の3月25日ごろにする。特別な事情がある学校を除き、何十年も続いている東京の習慣だ。

 過日、東京から大阪へ移った教師が「何年生を担任するのですか」と尋ねたところ、始業式前日まで教えられないという。

 こういう府県は多い。

 教師は新しい学年の準備をする時間が全くないままに、新年度を始める。

 行政が荒れる教室の原因を作っている。(TOSS(教育技術法則化運動)代表 向山洋一)

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