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2009年7月 7日 (火)

【教育】「体罰を考えるシンポ」厳しさ失った指導に苦言


 ■「親こそが子供の教育の最高責任者」

 「『教育における体罰を考える』シンポジウム」が開かれ、出席者から家庭のしつけや学校の指導に厳しさがなくなっている現状を懸念する意見が相次いだ。

 「教育における体罰条項を考える会」(加瀬英明会長)の主催で、6月26日に東京・六本木で開かれた。

 第1部は東京都知事の石原慎太郎氏とジャーナリストの櫻井よし子さんの対談。櫻井さんは家庭のしつけなど日常生活の中で鍛錬の機会が減っていることを挙げ、「先生も生徒も平等。お父さんは友達のようで物わかりがいい」「敗北に直面したときいかに立ち向かうか、乗り越えるか教えていない」などと指摘した。

 石原氏は「親こそが子供の教育の最高責任者」とし、「子供に我慢を強いることは親しかできない。いまだめなのは子供でなく若い親、若い教師」「自分でやらなければ始まらない」と参加者に家庭教育の自覚を訴えた。

 第2部は識者らパネリスト9人が体罰について持論を展開。初代タイガーマスクの佐山サトル氏は「体罰は礼儀作法を守り、困っている人がいたら助けるなど本当に強い人間をつくることにつながる」、女優の村松英子さんは「怒りのはけ口としての体罰は憎む。親、大人、私たちが子供たち以上に堪える覚悟で」と話したほか、外交評論家の田久保忠衛氏は「学校教育法を『体罰を加えることができる』と書き換えるべき。戦後、社会全体がゆるんでいる。こういうとき体罰が必要」と主張した。

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