2015年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 【教育】「埼玉師範塾3期生」募集 | トップページ | 【教育動向】高校「無償化」の意味するもの »

2010年2月17日 (水)

野鳥の巣箱 SAに設置する活動


 北海道十勝、児童が5年120個

 北海道・十勝地方で、小学生が手作りのバードハウス(巣箱)を高速道路の休憩施設に設置する活動を続けている。

 5年間で120個に上り、野鳥観察を通じた環境教育のほか、研究者らによる野鳥の生態調査に活用されている。

 1月末、銀世界が広がる芽室町の道東自動車道・十勝平原サービスエリア(SA)。展望台に通じる遊歩道の脇で、帯広市立稲田小学校の児童16人が青や赤、茶色など色とりどりの巣箱11個をシラカバ製の台の上に取り付けた。

 屋根に金色のテープを張った巣箱を作った5年生の小倉隆寛君は「目立つようにしたので鳥も気づくと思う」と期待し、同じ学年の森山ふた葉さんは「私が作った巣箱で卵を産んで、ヒナを育ててくれるといいな」と話していた。

 活動は2005年から。巣箱の普及を進めるNPO法人フェザードフレンド(帯広市)が十勝地方の小学校で巣箱の製作教室を始め、東日本高速道路帯広工事事務所が「野鳥でドライバーの心が癒やされる」と設置場所の提供を申し出たのがきっかけだ。

 これまでに5小学校の児童が同SAと長流枝(おさるし)パーキングエリア(音更(おとふけ)町)の上下線計4か所に巣箱を取り付けた。総合学習の時間に現地を訪れ、営巣する野鳥や巣箱を使う小動物を観察している。

 08年度からは帯広畜産大の柳川久教授(野生動物管理学)の呼びかけで、同大学とNPO法人、工事事務所による野鳥の生態調査もスタート。SAなどを巡回する工事事務所の清掃員が野鳥の種類をチェックして写真を撮り、NPO法人の会員が巣材を調べている。

 昨年4〜12月の調査では、ニュウナイスズメやシジュウカラなどが繁殖に出入りし、シマリスがヒマワリの種やドングリをためる貯蔵庫として使うなど、巣箱の約96%が利用されていた。柳川教授は「鳥たちが周辺の木々よりも高い利用価値を認めた結果。巣箱の色に鳥がこだわらないこともわかった」と話す。

 NPO法人の新津(にいつ)秀幸理事長は「巣箱を通じて子供たちに物作りや自然のおもしろさを知ってもらいたい。取り組みを全道に広げられれば」と話している。

« 【教育】「埼玉師範塾3期生」募集 | トップページ | 【教育動向】高校「無償化」の意味するもの »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 【教育】「埼玉師範塾3期生」募集 | トップページ | 【教育動向】高校「無償化」の意味するもの »