2015年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 2011年7月 | トップページ | 2011年9月 »

2011年8月

2011年8月31日 (水)

「自子中心」…学校へのイチャモン研究者が講演


 学校現場への無理難題な要求などについて研究している小野田正利・大阪大大学院教授の講演会「保護者と学校のあらたな関係づくり〜学校への要望・苦情・イチャモン〜」が28日、富山県砺波市文化会館で開催され、約210人が聞き入った。

 読売新聞北陸支社発刊50周年を記念し、「読売文化フォーラムとやま」が主催。

 小野田教授は、学校現場での調査を続け、作成に携わった大阪市教委の教師向けの手引書は、全国で注目を集めた。

 カラフルなジャケットで登場した小野田教授は、ユーモアを交え、実際にあった事例を紹介。「息子が万引きをしたのは、盗みやすい場所に商品を置くのが悪い」など話した保護者を、「自子中心主義」と表現した。小野田教授は「親の理不尽な言動には、親子関係がうまくいっていないことが背景にあることが多い」と指摘した上で、「他人の子どもを幸せにする気持ちを大切にして」と語りかけた。

2011年8月28日 (日)

私学復旧助成法案、参院が可決 成立のめどは立たず


 東日本大震災で被災した私立学校の復旧工事の国庫補助を現行の2分の1から公立学校と同じ3分の2に引き上げる私立学校災害復旧助成法案が22日の参院本会議で、野党の賛成多数で可決した。衆院に送付されたが、成立のめどは立っていない。

 同法案は野党提出の議員立法で、18日の参院文教科学委員会では与党の反対多数で否決された。委員会で否決された法案が本会議で可決されたのは、民主党提案のテロ根絶法案の2008年1月以来。

2011年8月26日 (金)

夏休みの宿題、大学生らがお助け…福岡


 夏休みも残り少なくなる中、小学生の宿題を大学生らが指導する教室が23日、福岡県久留米市六ツ門町の高等教育コンソーシアム久留米サテライト・キャンパスで始まった。

 子どもたちの手助けをしながら、学生とのふれあいの場を作ろうと、地元の大学や短大などで構成する高等教育コンソーシアム久留米が初めて企画。子どもたちは算数や国語のプリントを広げ、分からない所を学生に教わっていた。

 市立南薫小5年の山田悠太君(10)は「宿題が進んだのでよかった。夏休み中には全部終われそう」と話していた。

 26日までの午前10時半、午後1時、同2時40分。受講無料で、前日までの申し込みが必要。1〜3年生は保護者同伴。問い合わせは高等教育コンソーシアム久留米(0942・32・7622)へ。

2011年8月25日 (木)

カルジェル専門ネイルサロン


 初めてご来店の方限定!初回特別料金で施術いたします!

 爪に優しいカルジェル専門サロンが、大阪市北区天満に誕生しました!

リラックスした雰囲気で指先のお洒落をお楽しみください。

 詳しくはダイヤモンドネイルのホームページをご覧ください。

天満橋 ネイルサロン

2011年8月23日 (火)

勉強より心身丈夫に 理想の子供調査


 勉強ができるより、思いやりがあって心身が丈夫な子に−。かんぽ生命保険が小中学生の両親に実施したアンケートで、こんな理想の子供像が浮かび上がった。かんぽ生命は「親世代がストレス社会に不安を抱く傾向が強まっている」と分析している。

 調査によると、「どんな子供になってほしいか」との質問に対し、「思いやりのある子」との回答が55.0%で最多。「体の丈夫な子」が47.8%、「心の強い子」が42.8%と続いた。「勉強のできる子」は13.5%にとどまった。

 また「子供は運動不足」と感じている親は52.7%と半数を超えた。不足の理由としては「体を動かせる場所が少なくなった」「体を動かすことに興味がない」が多かった。

 アンケートは6月、小中学生の子供を持つ30〜44歳の父母を対象にインターネットを通じて実施し、1860人から回答を得た。

2011年8月20日 (土)

知りたい!:秋入学で大学変わる? 東大が検討、国際化狙い 「併願校」早稲田は懸念


 日本が誇る最高学府としてエリートを養成してきた東京大学が、入学時期を春から秋に移行する検討を始めた。「東大が動けば、みな動く」とも評される教育界。秋入学となれば学生生活や就職活動に与える影響は大きい。桜の季節に人生の節目を迎える日本の暦が、様変わりするのか?

 「グローバル化を妨げている大きな要因の一つを取っ払うことで一種のシステム変革ができる」。7月21日、文部科学省で開かれた中央教育審議会の教育振興基本計画部会。秋入学について、部会の委員である東大の浜田純一学長が強い意欲をのぞかせた。

 副部会長の安西祐一郎・慶応義塾前塾長が「大変素晴らしい。ぜひ東大に頑張って形にしていただければ」とエールを送ると、浜田学長は「いろいろな大学で一緒になって」と切り返して加勢を求めた。中教審会長を務める三村明夫・新日鉄会長も「企業側は4月であろうと9月であろうと優秀な学生がほしい。(秋採用にも)十分に耐えられる」と述べ、導入に太鼓判を押した。

 09年4月に就任した浜田学長は、任期中(15年まで)の基本方針のキーワードとして「タフな東大生の育成」「グローバル・キャンパスの形成」を掲げた。背景には、東大の現状への危機感がある。

 東大生は、中高一貫型の私立高出身者が半数を占めるなど同質化が進んでいる。国際性も乏しく、昨年5月に留学に送り出していた学部生はわずか48人(全体の0・3%)。今年5月時点の留学生の受け入れも、大学院生こそ2690人(同18・6%)だが、学部生は276人(同1・9%)にとどまる。

 欧米諸国の大学は秋入学が主流。新学年の始まりに半年のずれがあることが、留学の障害の一つと考えられてきた。秋入学は送り出し、受け入れともに留学生を増やす有力な手段として期待され、大学の入学時期は08年から各校の判断で設定できるようになっている。

 入試時期は春のままで秋入学が導入されると、半年間の空白期間が生じる。この間にボランティア活動やインターンシップなど多様な体験を積んでもらう「ギャップイヤー制度」の充実も課題。東大は学内に設けた懇談会で、約3000人に上る入学予定者の半年間の過ごし方など、秋入学導入に伴う問題の洗い出しを進め、今年中に結論を出す予定だ。

 国際教養学部を開設するなどグローバル化を進めてきた早稲田大の内田勝一副総長は「正解は4月と9月」と春秋併存を唱える。欧米以外では秋以外に新学期を迎える国もあるためで、体験活動は在学中に機会を提供すべきだと話す。早大は東大との併願者が多く、東大入試が4月以降になった場合は死活問題に発展する恐れも。内田副総長は「早稲田に籍を置いて東大の入試を受け、9月から学生がいなくなってしまうのが最悪のシナリオだ」と懸念している。

 ◇新卒一括採用に風穴の可能性も
 秋入学者は、卒業も就職も秋になる。リクルートが発行する高等教育専門誌「カレッジマネジメント」の小林浩編集長は「東大が秋入学を導入すれば、学生の国際化が進むだろう。企業にとっては、国際的に通用するトップクラスの人材を採用しやすくなるという観点で意味がある。日本の新卒一括採用が複線化するきっかけになる可能性もある」と見ている。

少女のわいせつ動画、小学教諭がネット公開 停職3カ月


 インターネット上で少女のわいせつな動画を公開したとして、愛知県教育委員会は16日、南知多町立内海小学校の加藤久視教諭(48)を停職3カ月の懲戒処分とした。教諭は同日、依願退職を届けた。

 県教委などによると、加藤教諭はファイル共有ソフト「eMule」で小学生とみられる女児のわいせつな動画を入手、不特定多数の利用者が閲覧できる状態にしたとして、今年6月、愛媛県警に児童買春・児童ポルノ法違反(公然陳列)の疑いで逮捕され、罰金30万円の略式命令を受けた。加藤教諭は5年生の学年主任だった。

 県教委の調べに対し、「気がめいっていて動画を取り込んでしまった。取り返しのつかないことをし、反省している」と話しているという。

2011年8月17日 (水)

火星の生命、探査を検討…微生物存在の可能性


 宇宙航空研究開発機構や東京薬科大などの研究者らが、火星で生物を探す日本初の宇宙生命探査プロジェクトの検討を始めた。

 微生物の研究が進み、火星での生命の存在の期待が高まっているためで、2020年代前半の打ち上げを目指す火星探査計画の一部に組み込み、宇宙での生命発見「一番乗り」を狙う。この生命探査構想「JAMP(ジャンプ)」には、国内の大学や研究機関から約20人以上が参加。宇宙機構の火星探査計画の探査機を利用し、火星の赤道付近のメタンが豊富な土を採取。顕微鏡で生物の有無を確かめる。

 火星での生命探査は、米国中心に行われてきた。メタンを生成する菌が地下深くにいる可能性が指摘されたが、火星を地下深く掘ることは技術的に難しく、日本では生命探査計画が持ち上がることはなかった。

おでかけ前やアフター5に…

ダイヤモンドネイルは朝10:00から営業なので、おでかけ前にも施術できます!

また、閉店が23:00なので夕方にからでもゆっくり予約が可能です!

 詳しくはダイヤモンドネイルのホームページをご覧ください。

天満橋ネイルサロン

2011年8月16日 (火)

法科大学院、初の統合 桐蔭横浜大が大宮「吸収」


 桐蔭横浜大(横浜市)と大宮法科大学院大(さいたま市)は8日、法科大学院を統合すると発表した。法科大学院同士の統合は初めて。大宮は募集を停止し、事実上、桐蔭横浜大が「吸収合併」する。来年4月から作業を始め、平成28年3月をめどに完了する。経営が厳しい法科大学院も多く、再編が加速しそうだ。

 文部科学省によると、法科大学院の募集停止は姫路独協大に続き2校目。法務省によると、22年の新試験合格者は大宮が12人、桐蔭横浜大が6人だった。

 両校によると、大宮の学生数は115人で、今秋の入学試験を最後に募集をやめ、全学生の修了後、閉鎖する。桐蔭横浜大の学生数は133人。大宮から転学を希望する学生や一部の教員を受け入れ、単位互換制度の実施などで緩やかに統合を進める。

2011年8月13日 (土)

教員免許:98人が失効


 文部科学省は5日、教員の資質能力の維持や向上を目的として09年度から導入された教員免許更新制で、今年5月末までに最初の更新期限を迎えた教員98人の免許が失効したと発表した。この制度で免許を失った教員が出たのは初めて。

 教員免許更新制は現職の教員が対象で、更新期限までの2年間に30時間以上の講習受講を義務付けた。全国の国公私立校の教員を10グループに分け、今回は今年3月末時点で35歳、45歳、55歳の「第1グループ」の9万4488人が対象となり、免許失効者は全体の0・1%だった。

2011年8月12日 (金)

つくる会教科書、長崎原爆の写真を広島と誤記


 「新しい歴史教科書をつくる会」主導で編集された「自由社」(東京都文京区)の2012年度版の中学校歴史教科書で、長崎で原子爆弾が爆発した写真を「広島に投下された原子爆弾」と誤記していたことがわかった。

 現在学校で使われている10年度版には、投下地を特定せず「爆発した原子爆弾」との説明で同じ写真が掲載されているが、つくる会の執筆者が12年度版を作る際に、広島の写真と思い込んだという。

 現在、来年度から使う教科書を各社の12年度版から選ぶ「採択」の作業が、各地で行われている。同社は今後、文部科学省に訂正を申請し、12年度版の使用が始まる来年春までに修正すると説明している。

 自由社の12年度版をめぐっては、東京書籍(東京都北区)の02年度版教科書から年表の多くの部分を流用していたことが判明しており、自由社は文科省に訂正申請して新しいものに差し替える考えを示している。同社の担当者は「教科書の信用性を失う問題が続き、大変申し訳ない」と述べた。

2011年8月 9日 (火)

上越の耕作放棄地再生に東京農大が奮闘


 新潟県上越市谷浜・桑取地区の中山間地で、東京農業大学(東京都世田谷区)が、耕作放棄地を有機農業で再生させる取り組みを続けている。

 3年前に設立した株式会社の事業として、栽培技術の向上や生産規模の拡大などを目指している。

 東京農大は2005年度、文部科学省の補助を受けて有機栽培の研究に着手。責任者の藤本彰三(あきみ)教授(61)(農業経営)が上越市出身で、同市の農業関連の審議会メンバーを務めた縁から、東京農大と市が05年4月、農業振興などで協力する協定を締結。桑取地区の農家から耕作放棄地を借り受け、農地に生えた樹木を伐採したり、除草したりして整備し、研究の一環としてコシヒカリなどの栽培を始めた。

 10年近く放置された農地での栽培は容易ではなかった。1年目は、枝豆やダイコンが生育せずにほとんど収穫できない状態。堆肥を施し、米の収量が平均の半分近くになるまで地力を高めた。

 生産規模の拡大を図るため、藤本教授らが出資して08年4月、株式会社「じょうえつ東京農大」を設立し、藤本教授が社長に就任。その後、地元の企業や農家が増資に応じた。

 さらに09年4月、農業生産法人以外の法人の農業参入を認める「特例法人貸し付け事業」制度を利用するための協定を市と結んだ。農業生産法人は農業従事者らの出資からなり、農地の取得が可能となっている。協定を結んだことで、農業生産法人ではない同社も市の仲介で耕作放棄地を借り受けることができるようになり、借地は現在の10ヘクタールに達した。

 09年8月には有機栽培を示す日本農林規格(JAS)認定を受けた。コシヒカリやダイコンの栽培に加え、昨年からはカボチャとソバの二毛作も手がけている。農薬を使わないことから、除草などの作業が多く、従業員5人だけでは手が足りない。夏休み中の東京農大の学生や農業高校の生徒が訪れ、研修を兼ねて農作業に汗を流す。

 会社設立以来、3年連続の赤字経営から脱却し、5年後に借地を20ヘクタールにまで増やし、経営の安定化を図ることが当面の目標だ。消費者への浸透や、大量に発生する規格外の農産物の有効的な活用方法といった課題もある。藤本教授は「有機栽培による農産物の消費拡大も図りながら、谷浜・桑取地区に有機栽培を普及させ、地区一帯を『有機栽培の里』にしたい」と話している。

2011年8月 8日 (月)

カルジェル専門ネイルサロン


 初めてご来店の方限定!初回特別料金で施術いたします!

 爪に優しいカルジェル専門サロンが、大阪市北区天満に誕生しました!

リラックスした雰囲気で指先のお洒落をお楽しみください。

 詳しくはダイヤモンドネイルのホームページをご覧ください。

天満橋 ネイルサロン

国際化推進で関西の4大学協定 大阪大、神戸大など


 大阪大、神戸大、関西大、関西学院大は27日、大学の国際化を推進するためのネットワークをつくり連携を図るとの協定を結んだ。

 協定書では国際化推進についての情報交換、教職員や留学生の交流などを掲げている。

 4大学は30日、タイ・バンコクで、日本への留学を希望している学生らを対象に合同の説明会を開催するという。

2011年8月 5日 (金)

高校無償化:朝鮮学校生、9月にも国提訴へ 「適用外は違法」


 文部科学省が朝鮮学校に高校の授業料無償化制度を適用せずに教育を受ける権利や平等権が侵害されたなどとして、東京朝鮮中高級学校(東京都北区)の生徒10人が国家賠償請求訴訟を東京地裁に起こす準備を進めていることが29日分かった。適用審査の停止が続けば9月にも提訴する。他にも複数の朝鮮学校で同様の動きがあり、司法の場で適用の是非が争われる公算が大きくなった。

 東京朝鮮中高級学校によると、訴訟に発展した場合、無償化制度が始まった昨年度から今年度に引き続き在学する高級部の2〜3年生(約300人)を代表する形で原告の生徒10人が参加する。無償化に見合う支援金は生徒1人当たり年間11万8800円が原則だが、訴訟では適用への正当性を問うことを主眼に置くため、賠償額は1人当たり1万円程度にとどめる方向で調整している。

 朝鮮学校への適用審査は、北朝鮮による韓国砲撃を受けて昨年11月に停止され、東日本大震災もあって文科省の事務手続きが進んでいない。同校は「訴訟よりも審査を再開して日本の良心を見せていただくのが望ましい」としており、29日も全国の朝鮮学校関係者が文科省を訪ね審査再開と適用を要望した。

 審査再開の条件について鈴木寛副文科相は「北朝鮮による砲撃以前の状況に戻ったと総合的に判断できるかどうかという方針に基づいて判断していく」との姿勢だが、北朝鮮を巡る情勢が好転する兆しは見えていない。

2011年8月 3日 (水)

私大の4割、定員割れ 11年度、充足率は過去最低


 全国の4年制私立大学の39.0%が今年度、定員割れしたことが、日本私立学校振興・共済事業団の集計で分かった。入学者数を入学定員で割った定員充足率は過去最低の106.4%で、私大にとって厳しい経営環境が続いている。

 5月1日現在で584校ある4年制私大のうち、募集停止や通信教育のみなどを除く572校の入学状況を調べた。223校が定員割れし、うち入学者が定員の8割未満が107校、5割未満も16校あった。昨年度の定員割れは569校中218校(38.3%)だった。

 全体の入学定員45万2997人に対し、実際の入学者は48万1955人。定員充足率は前年度比2.1ポイント減の106.4%となった。定員充足率は18歳人口の減少を背景に低下傾向が続き、えり好みをしなければ大学に入れる「全入時代」が近づいている。

2011年8月 2日 (火)

モンスター患者、体験踏まえ対策ハンドブック


 暴力事件から3年 阿南の病院が参考書

 患者の暴力、暴言から病院スタッフを守り、安心・安全な医療を提供するための参考書として、徳島県阿南市羽ノ浦町の阿南共栄病院(三宮建治院長)が「モンスターペイシェント対策ハンドブック」(128ページ、定価1000円)を制作した。

 医療従事者向けに編集されたもので、実体験に基づく具体的な対策法を記した書籍は珍しいと言い、同書は22日から一般書店でも販売される。

 同病院では、3年前に患者による暴力事件が発生して以来、県警と合同で院内研修会を実施し、暴言や暴力行為の事例報告も定期的に行ってきた。また、医師らを支援するメンタルヘルス小委員会、患者やその家族の意見を聞く相談室などを設置して、病院スタッフの保護と、安心・安全な医療の提供を目指してきた。

 それらの経験を踏まえ、同書には、▽実践的なマニュアルの具体例▽病院内の体制作り▽警察や弁護士との協力方法――といったモンスター患者に対する有効な対応策を掲載。モンスター患者の特性や医療現場での関わり方、また、「酒酔い状態で来院し、多人数で暴力を振るう」「担当スタッフを指名し、治療に従わない」といった具体的な事例も紹介している。

 書店での販売に先立ち、同病院では29日、同書がスタッフに配布された。同時に院内で対策研修会が開催され、県警職員によるモンスター患者の実演などに病院スタッフら約150人が参加した。

 「院長を出せ」と無理難題を言うモンスター患者に、看護師ら3人が対応。講評も行われ、「まず本人なのか確認して、相手が落ち着くまでしっかりと話を聞いて下さい」などの具体的なアドバイスに、参加者は真剣な表情で耳を傾けた。

 同病院の看護師、成松ちどりさん(50)は「もっと早くこの本が出版されていれば。本や講習を通して、対応法を学びたい」と話し、執筆した産婦人科の滝川稚也部長(44)は、「地方の小さな病院が、モンスター患者に対応するにはどうすれば良いか、考える一助になれば」と話していた。

2011年8月 1日 (月)

「優秀な先生」を育てるには、何が必要?


教員の質を向上させることは、保護者や子どもにとっても大きな課題であり、願いでもあります。文部科学省の中央教育審議会では、現在、教員の資質能力の向上策を審議していますが、いまひとつ決め手に欠けるのが実情のようです。そのようななかで、国立教育政策研究所(外部のPDFにリンク)は、優秀な教員はどうやって生まれたのかを調べた結果を発表しました。さて、優秀な教員を育てるために必要なものとは、何なのでしょうか。

調査は、2010(平成22)年2月から3月にかけて、「優秀教員」として都道府県・政令指定都市の教育委員会が推薦した教員を対象に実施し、223人から回答を得ました。

まず、教職を志したきっかけを聞いたところ、

1位が「教師との出会い」

2位が「大学や学部の選択」

3位が「家族の影響」の順でした。

さらに、教職を目指した理由は、

1位が「仕事のやりがい」

2位が「教えるのが好き」

3位が「教師へのあこがれ」

となっています。優秀教員には、学校時代に尊敬できる教員に出会い、子どもの教育という仕事に、単なるあこがれよりもやりがいを求めた人間が多い、と言えそうです。

また、教員としての自分に影響を与えた学校時代の経験は、小学校から高校をとおして1位が「教師の人柄」であり、大学時代でも1位が「教育実習先で出会った教師」でした。優秀教員にとって、良い教員との出会いは常に不可欠なようです。

教員になってから影響を受けた経験を聞いたところ、大学院などでの長期研修を除けば、1位と2位に挙げられた経験は、教職5年未満までは「学校内での優秀な教員との出会い」「学校外での優秀な教員との出会い」、教職5年以上では「学校外での優秀な教員との出会い」「学校内での優秀な教員との出会い」でした。新採のころは学校内の先輩教員、ある程度経験を積んでからは他の学校の教員との出会いが、大きな影響を及ぼしたようです。

教員生活全体を振り返った場合の影響を受けた経験では、

1位が「学校内での優秀な教員との出会い」40.4%

2位が「学校外での優秀な教員との出会い」15.2%

3位が「教科等の研究会での活動」7.2%

4位が「学校内での授業研究」6.7%

5位が「在任校の研究指定」4.9%

などの順で、圧倒的に同じ学校の中で、先輩教員などから影響を受けた割合が高いことがわかります。

教員の質の向上のために、教員養成課程の改善や研修の充実などは、もちろん重要です。しかし、先輩・後輩や同僚同士が良好なコミュニケーションを取りながら互いに高め合う環境から、優秀な教員が生まれるという事実を見落としてはなりません。

教員に対する社会の目は厳しくなる一方ですが、教員間のコミュニケーションさえ満足に取れないほどの多忙化は、教員全体の質の低下につながるかもしれません。人間が人間を教える教育という仕事において、その教員を育てるのも教員であるという視点も、必要なのではないでしょうか。

« 2011年7月 | トップページ | 2011年9月 »