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2011年8月 2日 (火)

モンスター患者、体験踏まえ対策ハンドブック


 暴力事件から3年 阿南の病院が参考書

 患者の暴力、暴言から病院スタッフを守り、安心・安全な医療を提供するための参考書として、徳島県阿南市羽ノ浦町の阿南共栄病院(三宮建治院長)が「モンスターペイシェント対策ハンドブック」(128ページ、定価1000円)を制作した。

 医療従事者向けに編集されたもので、実体験に基づく具体的な対策法を記した書籍は珍しいと言い、同書は22日から一般書店でも販売される。

 同病院では、3年前に患者による暴力事件が発生して以来、県警と合同で院内研修会を実施し、暴言や暴力行為の事例報告も定期的に行ってきた。また、医師らを支援するメンタルヘルス小委員会、患者やその家族の意見を聞く相談室などを設置して、病院スタッフの保護と、安心・安全な医療の提供を目指してきた。

 それらの経験を踏まえ、同書には、▽実践的なマニュアルの具体例▽病院内の体制作り▽警察や弁護士との協力方法――といったモンスター患者に対する有効な対応策を掲載。モンスター患者の特性や医療現場での関わり方、また、「酒酔い状態で来院し、多人数で暴力を振るう」「担当スタッフを指名し、治療に従わない」といった具体的な事例も紹介している。

 書店での販売に先立ち、同病院では29日、同書がスタッフに配布された。同時に院内で対策研修会が開催され、県警職員によるモンスター患者の実演などに病院スタッフら約150人が参加した。

 「院長を出せ」と無理難題を言うモンスター患者に、看護師ら3人が対応。講評も行われ、「まず本人なのか確認して、相手が落ち着くまでしっかりと話を聞いて下さい」などの具体的なアドバイスに、参加者は真剣な表情で耳を傾けた。

 同病院の看護師、成松ちどりさん(50)は「もっと早くこの本が出版されていれば。本や講習を通して、対応法を学びたい」と話し、執筆した産婦人科の滝川稚也部長(44)は、「地方の小さな病院が、モンスター患者に対応するにはどうすれば良いか、考える一助になれば」と話していた。

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